シロガネヨシとセンニンソウの実

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田圃のあとに一気に生えて花穂をつけるシロガネヨシ(パンパスグラス)

我が家の下の方の土地で、ほんの数年前に草刈りが行われなくなった田圃跡に、巨大な外来植物シロガネヨシ(通称パンパスグラス)が、最近になって鬱蒼と繁り大きな穂をつけているのに気がつきました。そこは特に顕著で田圃一枚がほとんど埋め尽くされているような状態です。注意して周辺を車で見回ってみると、他の新しい耕作放棄地、工事の残土を山に運んで埋めた平地、河原や川岸、線路脇、高速道路の法面などに、少なからず生えているではありませんか。以前はあまり注意してみていなかったのですが、最近になって急に増えたのは確かなようです。シロガネヨシは、花穂をつけた姿は見栄えがするので、公園・花壇の植栽や道路分離帯の緑化などに用いられたり、花穂は活花やドライフラワーに使われています。そのため、苗の販売や栽培法などの記事が中心で、外来生物としての被害についてあまり取り上げられていないようです。しかし、平成27年3月に環境省と農林水産省で作成された「生態系被害防止外来種リスト(正式名称:我が国の生態系等に被害を及ぼすおそれのある外来種リスト)」の中で、総合対策外来種とされています。典型的なパイオニアプランツのようですが、多年草でもあり、その巨大な姿を見るにつけ、この先どうなるのだろうと考えてしまいます。

 以前にセンニンソウの花を紹介したときに、その実についてコメントをいただきました。興味を持ちましたので、花の後を追跡しました。今年は天候不順のせいかもしれませんが、花の後の9月下旬には、実が成熟する前に多くのものが落ちてしまったようでした。今月になり成熟したと思われるものが見られましたが、たくさんの実が最後まで残った株は少ないようでした。天候では無く、このように実をつける性質かもしれませんので、来年もう一度見ることにした方が良さそうです。

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