

大雨で梅雨が始まったと思ったらすぐに終わってしまいました。梅雨の花と言えばアジサイ。アジサイの種類は多く細かい品種名はわかりませんが、私の家には日本で誕生した3種類(狭義のアジサイ名:ホンアジサイ、ガクアジサイ、ウズアジサイ)を挿し木により増やして植えました。一般的なホンアジサイは鹿の食害(後の機会に)、ウズアジサイは日当たりなどであまり大きな花を咲かせていませんが、ガクアジサイは綺麗に大きな花を咲かせています。この種類は多くの品種の原種とされています。私の一番好きな花なので、写真を撮り始めました。花を撮影しながら詳細に観察するうちに、その独特な花の形状が面白くなりたくさんの写真を撮ってしまいました。アジサイは一般的な花なので皆さんはご存じかもしれませんが、ガクアジサイを中心にそれらの写真を紹介したくなったので今回は独立してアジサイの花を載せました。
ガクアジサイでは、萼(がく)が大きく発達し、花びらのように見える装飾花(中性花)が、周辺部を縁取るように並んでいます。よく見るとその4枚の花びら状の萼の中心には小さな花(雄しべと雌しべがある)があります。これらの雄しべと雌しべは退化していて実を結ばない、としていますが、写真ではあまり退化しているようには見えません。周辺部の大きな花に見える装飾花の内側から中心部分を、小さな両性花(真花)が密集して広く覆っています。この花は結実するそうです。比べてみると確かに装飾花の花より少し大きく見えるような気がします。ホンアジサイとウズアジサイは基本的にはガクアジサイが変化したものです。ホンアジサイは大きな装飾花が全面を覆っていますが、かき分けると真ん中に両性花があります。ウズアジサイは、ウィルスに冒されて萼片が内側に丸まって江戸時代に園芸品種として定着したとのことで、両性花と装飾花が混在して咲きます。



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