蘭7:フウラン

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柿の木に移植直後(上)と今年(下)に花を咲かせたフウラン(いずれも7月下旬)。秋にアライグマに移植後踏み荒らされて柿の木の苔が剥がれて幹がむき出しになり、株の位置も押し下げられている状態が、上と下の写真を比較すると分かります

我が家の蘭、その7/7、フウラン。この蘭は以前にも紹介しましたが、2年前の7月に友人からいただいて、我が家の柿の木に2株、ウバメガシに3株に分けて移植したものです。いずれも日陰の木の幹に麻紐で縛って固定しました。我ながらいい場所に上手い方法で固定したものだと思って経過を見ていました。ところが、移植後秋になり柿の実が赤く色づいた頃、一番大きく、移植時期に蕾が有り、花が咲いた株が荒らされているのに気がつきました。柿の幹に生えていた苔が削り取られ、幹が露出し、株の位置も少し移動しているではありませんか。柿はどんどん少なくなります。どうも柿泥棒が木を登るときに踏み荒らしたものと判断し、木の根元近くに罠を仕掛けました。泥棒はアライグマでした。可愛い顔をしていますが極めて凶暴です。

フウランを踏み荒らした、柿泥棒のアライグマ

 昨年の7月(移植1年後)にはこの株を含めた全5株とも花を咲かせなかったので心配していましたが、今年の7月(移植2年後)になると、荒らされた株から花茎を伸ばし、蕾を付け、中旬には綺麗な花を咲かせ、7月いっぱいは咲いていました。今年はこの柿の木の大きな株に加えて、ウバメガシに移植した小さな株も花をつけました。全5株を見てみると、あまり生長はしていないようでしたが、固定した麻紐も朽ちてきていて、新しい根を出し自身でしっかりと幹に固着しているようなので、うまく定着したようです。あまり生長していないのが気になりますが、この種は盗採などで数が激減しているので、株を大きくして他の木や岩などで増やし、その保存の助けにもしたいものです。今年の夏は暑い日が続いて全然雨が降らず幹の苔なども乾ききっています。それでも生長こそしませんが、生えている様子にあまり変化がみられません。盗採がなく、場所さえ選べば、以外と自然状態で増やすことができるのではないでしょうか。いずれにしろ我が家では一番遅く、暑い時期に花が咲く蘭です。

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