
やっと涼しくなったと思ったら、一気に寒いくらいになってしまいました。おかげで(?)夏の酷暑の中で続いた草刈りがほとんど終わりました。今年の夏のひどい暑さに加えて、寄る年波による体力の低下で、一日短時間の草刈りでも記事を書く気力がなくなっていました。特に、今年の夏は草の生長もいつもより速いようで、刈り終わったら一ヶ月もたたないうちにまた草刈りという状態でした。約0.5ヘクタールの草刈りは尋常な広さではありません。前の投稿で遅れた記事を載せていくと書きましたが、ますます遅れてしまいました。暑い夏に用意していた記事で、昨年末から今年の初めにかけて起きた冬の出来事から投稿することにします。今度こそもう少し頻繁に記事をだすようにしたいものです。
我が家のウチワサボテンは、この地に引っ越してくるとき持ってきて、石垣の南東に面した高い石垣の上部に植えました。陽当たりが良い場所なので、サボテンには良い場所との判断からです。今年の冬の終わり頃にサボテンの様子を見ると、今までになく枯れていることに気づきました。枯死というまでではありませんが、見るも無惨な状態でした。今までも毎年一部が枯れましたが、春頃には復活してきて沢山の花をつけ、その後成長していました。その様子は以前に報告しました。以下のリンクをご覧下さい。
https://mare-ager-mons.site/blog-yama/2023/05/28/plant/dicotyledoneae/632/
https://mare-ager-mons.site/blog-yama/2022/06/05/plant/dicotyledoneae/378/
今まで撮り貯めた写真の中で、花が咲く5月下旬から6月上旬までの写真が、花が咲く時期で目立つので、年ごとにかなり連続して撮っているのに気がつきました。比べてみると、二、三年前から勢いが衰えてきた、あるいは枯れてきた様で、2020年春に撮った写真が一番豪華に花を咲かせ、少しも枯れていない様子が見られました。一方、今年のでは特にひどく、無残な様子に気づきました。実際、近くに植えたキダチアロエも、冬には葉の先端が枯れるのですが、今年は特にひどいように見受けられました。

そこで、冬の寒さが関係していると思い、冬12月から翌年3月までの日最低気温の変化を過去10年間にわたり調べてみました。幸い、私の住居から1kmも離れていないところにアメダスの観測点があるので、そのデータを使うことができます。暖温帯に生育するウチワサボテンやアロエなどの多肉植物は氷点下になると影響が出るのではないかと思ったので、日最低気温に着目しました。ここでは比較に耐えるサボテンのデータがないので、厳密な解析はできませんが、サボテンの衰退と日最低気温との関係で以下のような印象を受けました。過去5年間では氷点下の日が多く、今年は特に多かった気がします。それ以前の5年間は、2度ほど氷点下になった年がありますが比較的温暖な冬であったようです。このように、最近は夏の暑さが取り沙汰されますが、冬の寒い日が多いようで、その影響が出ている印象を受けました。他の風や雨などのデータをざっと見ましたが、あまり影響がなかったようでした。

最近のテレビのニュースを見ていたら、過去100年間で地球の温度は世界で0.77℃、日本の周辺では特に高く1.4℃上昇したと言っていました。私が直接調べた訳ではありませんので、正確な情報かどうかわかりません。けれど、人間の気温の感覚から言えば普通の日変動より遙かに小さな値です。誤差の範囲かもしれません。それを知ってか知らないか分かりませんが、地球温暖化はフェイクだと公言する某大国の大統領もいます。よく温暖化で取り上げられるのは平均気温の上昇ですが、このような平均値ではなく変異の幅が過去より異常に増大していることが人類や地球にとって影響が大きく、感覚的にも理解しやすい情報です。大幅な気温変動に直接、間接的に引き起こされる豪雨に干ばつ、冬の豪雪に夏の高温、台風の大型化などなど。地球的な地域差も増大しています。もちろん気温などは上昇しますが、異常に暑い日が地域的に偏って出てきたりして、遙かに高い値を突発的に示します。それでも見た目には地球全体の平均では1~2℃の上昇です。温暖化は北の方で今まで採れなかった作物ができるようになることもあるので悪いことではない、と言ったある科学者の声を聞いたことがあります。このような言葉は明らかに平均値の温度上昇を念頭に置いて意見を述べています。生物には適応能力があります。今のように環境変異の幅が急激に増大することは、簡単にその適応能力を超えてしまうでしょう。しかも短期間(一瞬?)でも致命的な場合が多い。また、生物の進化を待つには、あまりにも急激で、大幅です。
ウチワサボテンの今年の様子を見て、かつて地球温暖化の研究をしていた頃を思い出してしまいました。当時の話はもう少し時間ができれば、別のブログ、「海にかかわった日々」に書ければと思っています。






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